先日の宅建協会の研修会のなかでご講義頂いた先生より、
東日本大震災の惨状のお話がありました。
テレビなどでニュースにはならなかった、先生の間近に起って目にした
本当の姿のお話でした。
ニュースでは、地震・津波によりお亡くなりになった方や被災者の数、
津波により流されてしまった車や破壊された建物の映像が多く見られた
ように思います。
ここには載せていませんが、何枚かの写真により、実際の状況の
お話がありました。
特に衝撃を受けたのは、津波に流され車がつぶれてしまっている写真で
その車の中でお亡くなりになっていた方の話でした。
発見されたとき、車の中に若いお母さんと赤ちゃんがお亡くなりになっており、
左手で赤ちゃんをシッカリ抱き締め、右手は携帯電話で発信している姿だった
そうです。
赤ちゃんを守りながら助けを呼ぼうとしていたのだと思います。
お話を聞き居た堪れない気持ちになりました。
その他にも先生よりお話がありましたが、その中で何度も
「 お亡くなりになった方の気持ちになって想像してみて下さい 」
との言葉がありました。
冒頭にも書きましたが、お亡くなりになった方の数ばかりで感覚が麻痺して
しまっていた自分にハッとしました。
例えば、亡くなった方がひとりだったとして、それが自分の家族だったら
どうだっただろうかと・・・・・
また、被災された方もまだ仮設住宅暮らしの方も多く、仕事も見付からない。
復興にはまだまだ道のりが長い・・・・・
東日本大震災からもうすぐ2年経ちますが
まだ2年しか経っていないのに記憶が薄れて行く・・・
もう2年経ったのに復興がまだまだだ・・・
私も含め日本人全員がこの悲惨な災害を忘れない
忘れてはならないと感じました。
東日本大震災を忘れてはならないと強く感じたブログ担当より